2022年1月16日
長襦袢選びのアレコレ
真冬らしい冷え込みが続いておりますが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
厳しい寒さだからこそ、下に何をお召しになるのかも疎かにできない時期になってきました。
そこで今回は「下に着るもの」
長襦袢についてご紹介していきたいと思います。
長襦袢の色は何を選んだらいい?
長襦袢の白色は礼装用だから、訪問着にも着ることができるのではとお考えの方もなかにはいらっしゃるのではないでしょうか?
化繊の仕立上がり長襦袢で白を持っている方がいたり、またレンタル品で白の長襦袢が用意されていたりと白色の長襦袢を目にする機会が多くあるかもしれませんが、基本的に白の長襦袢は「留袖か喪服用」になります。
訪問着といっても、格の高い柄で紋の入ったものから、ワンピース感覚のものまで様々ありますが、いずれも「準礼装」になります。
白の長襦袢は「第一礼装」に用いるのが本来ですので、訪問着や色無地の場合は避けて、淡い色の長襦袢を選ばれるのをおすすめします!
また着用する着物が「よそゆき」か「カジュアル」かによっても、長襦袢の立ち位置が変わってきます。
「よそゆき」のときは、長襦袢はあくまで添え物になるので、せっかくのよそゆきの着物を邪魔しないよう控えめに、同系色のぼかしなどの長襦袢を選ばれると着物が映えますよ♪
一方で「カジュアル」の着物の場合は、長襦袢も陰の主役になることができます。シックな紬の下に、遊び心のきいた友禅柄の長襦袢を合わせてみたり、色もエンジやカラシ、緑など内袖で目を引くようなものを選んでみたりすると、より洒落た印象になるのではないでしょうか?
表に見える着物では気恥ずかしいような大胆な色柄やご自分の好きなモチーフなど、とことんこだわることができるのも長襦袢の楽しみですよね。
冬場の長襦袢はどんな素材や形が最適?
次に素材のお話についてですが、
長襦袢の素材は絹以外にも化繊や麻、綿や化繊のうそつき襦袢など、色々あります。
下に着てあまり見えるものではないから、機能的に洗いやすい方がいいのではとお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、多くの方が正絹の長襦袢を選ばれるのには理由があります。
正絹は、表の着物との添いの良さ、着心地という点で一番です。
特に足さばきは、化繊だとどうしても静電気が出てしまい裾がもたつき歩き難くなってしまいますが、正絹はそのようなことはありません。
また化繊の素材は、夏場は暑く、冬場もひんやりと体が冷えてしまいますが、
正絹は、夏は涼しく、冬は暖かいところも素晴らしい点です。
綿と化繊の素材は洗濯しても縮む心配がなく、汚れや汗もざぶざぶと洗えて便利です。
ただし、やわらかものの着物、特に無地などをお召しになるときは、二部式の上下の境目がはっきり表にうつることがあるので気をつけてください。
また毎日着物をお召しになる方など着物の着用頻度の高い場合、うそつき襦袢も人気はありますが、使用方法などはメーカーによって規格が違いますのでよくご確認してのご利用をお勧めしております。
今からマイサイズの着物をひとつずつ大切にそろえていきたい方には特に、まず正絹の長襦袢を一枚、ぴったりの寸法でご用意されることをおすすめします。
着物を始められる方はまず素敵な着物や帯に目がいってしまい、長襦袢は中に着るものだけに、どうしても後回しになってしまいがちです。
ですが衿元の崩れや、衣紋が抜けない原因は、長襦袢の身幅やくりこし、衿の高さなどにあったりするものです。
自分の身体に合いぴたっときれいに着られる長襦袢なら、表の着物もさっと決めることができ時短になる他、着崩れもしにくくなりますよ!
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