2021年4月1日
着物で季節感を楽しむ~春~
着物にも春夏秋冬はあります。
着物はどの季節でも形は変わらないため、
お洋服のように冬はモコモコのニット、夏はノースリーブと分かりやすく季節感を出せません。
ではどのように季節感を出すのでしょうか?
それは、まずは生地感です。
冬は真綿を使った結城紬のように温かみのある生地を選んだり、
単衣時期にはシャキっとした大島紬や裾さばきのいいお召しを選んだり、
夏時期には透け感のある生地を選びます。
肌は出ていないのに衣紋の抜け具合や生地の透け感で洋服より涼しげに見えるから不思議なものです。
その季節に合う生地を選ぶのも着物ならではの楽しみかもしれません。
次に、色です。
春はパステル調の色、秋はエンジやカラシなどこっくりした色など、色からも季節を感じることが出来ます。
ただそんなにたくさんの色の着物を持つのは大変ですよね。
そんな時は小物で季節感を出してみましょう!
着物に比べ小物だと気軽に用意しやすく、新しい色にもチャレンジしやすいです。
小物といっても大物!と言われるほど、小物を変えるだけでグッとコーディネートの印象が変わります。
是非試してみてくださいね。
今回は春真っ只中!ということで
春におすすめのコーディネートをご紹介します。
3月~4月は日により気温が様々ですね。
普段にお召しになる場合は、気温に合わせてコーディネートを決めましょう。
肌寒い日はほっこりあたたかみのある紬や、汗ばむようなポカポカ陽気の日は単衣を着てもOKです。
「何を着たらいいか分からないから着物着るのは辞めておこう…」となるのが一番もったいないので、
式事やフォーマルな場面でなければ気温に合わせ気楽に着物を楽しんでくださいね。
そしてやっぱり春といえば、
パステルカラーがばっちりハマるでしょう。
着物は「季節の先取は粋」と言われています。
まだ肌寒い日に先取でパステルカラーを入れると、春を感じ心も明るくウキウキ♪してくるのではないでしょうか。
お花見時期に桜のモチーフの帯留めなどを使うのもいいですよね。
着物を着るとどうしても季節が気になるものです。
それが四季のある日本を楽しむ、昔の日本人の粋な心意気なのでしょうか。
ずっと大切にしていきたいものですね。
いち利着付け教室では、着付けだけでなく季節の着物やコーディネートも学べます。
基本を学び、ご自分のセンスで着物ライフを楽しみましょうね♪
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