2022年3月1日
着付け技術をさらに高めるには!
着付け教室に通われる方は、「 “美しい” 着物の着方」を学びたいと思う方が多くいらっしゃるかと思います。
ですが実は、着物の着方だけでは美しくは着られないのです。どれだけ着物を美しくに着ようと思っても、肌着の着方や補正がきちんとできてないと土台が崩れてしまい、美しい着姿からは遠ざかってしまいます。
逆に言うと、土台をしっかりとつくりこむと、上の着物はそれに貼り付けるように、沿わせて着るだけでキレイに着られるものなのです。
どうも着物が上手く着られないとお困りの方は、一度肌着から見直してみてはいかがでしょうか。
今回は肌着のなかでも和装ブラジャーと裾除けの着方のポイントについてご紹介したいと思います。
肌着の着方と補正について
和装ブラジャー
和装ブラジャーは、胸をつぶすのでなく脇肉から寄せて持ち上げ胸高鳩胸をつくるようにしましょう。
こうすることで横に広がって太く見えるのを避け、胸まわりがすっきりし肩や鎖骨のへこみを自然にカバーできます。
衣紋が抜けなかったり、衿元がすぐ乱れたり、衿の左右がアンバランスになるとき、実は肩から胸元の補正に問題があることがあります。着物は鎖骨のくぼみの下を高く、鳩胸を作ることで衿も安定することができます。和装ブラジャーやさらしでバストをしっかりおさえることは、美しい衿元のためにも大切なのです!
また肌襦袢も胸を寄せながらピタっと着るように心掛けましょう。ざっくりと着てしまうとラインが崩れ、体との間に空気がはいってしまうことで布が動いてシワができやすくなる原因になります。また長襦袢や着物もそのシワが影響し着姿が美しくなりません。
裾除け
裾除けは和装のコルセットとも言えるほど、お肉をもちあげるようにぐっとひきしめて着ると体のラインが変わります。さらし部分で下腹をぐっとおさえ肌着の裾も下腹で重ならないように折り上げるとウエストの補正にもなって一石二鳥になります。
腰パッドやタオルを入れる方は、お太鼓の下線にかかるように位置を合わせましょう。こうすることでお肉は帯に隠れ、お腹周りが本当にスッキリ変わります!
またポッコリお腹で帯が前に出てよくおはしょりが上にめくれ上がってしまうような方は、ウエストの補正を帯の下線ではなく、下線よりほんの少し、1センチくらい下に出してみてください。帯からお腹に一直線のラインができるとおはしょりもおさまり、見た目にもスリムになります。
最近では楽に整えられる肌着が多く出ており、そのようなものを利用して、着物を着る土台を整えてみてください。
ただ足りないところに補整を入れて寸胴にして、という土台の作り方ではなく、肌着の着方で体型を整えるのはとても大事なことです。太っている人にはやせみえ効果もあり、やせている方もラインが整うと着物が楽に着られるようになりますよ。
肌着は下に着て見えないものですが、同時に一番肌に近い大切なものになります。ここが整えば自然とその上も整っていきます。着物や長襦袢が、ご自身のサイズにあっていることが大事なように、肌着もマイサイズのものを正しい付け方でお使いになってください。
着姿がランクアップすること間違いなしです!
いち利着付け教室では着付けを学べるだけでなく、補正について学べ、肌着のお悩みも解決致します。
基本を学び、着物ライフを楽しみましょうね♪
ただ今春の生徒さん募集中です。
ご興味ある方は是非無料体験説明会にお申込みください!
着付け教室無料体験説明会お申込みはコチラ♪
#銀座いち利着付け教室 #いち利着付け教室 #着付け教室 #着付け #着付け 上達 #着物 肌着 着方 #着物 補正 #和装ブラ #裾よけ #きもの #着物