着物を綺麗に着るためのポイント

着物を綺麗に着るためのポイント

着物を綺麗に着るためのポイント

着付けができれば何かと役立つものです。
着物を急に着ないといけなくなった際にも自分で着付けが出来れば安心です。
せっかく着るので「あの人はいつも綺麗に着ているな~」と思われたいですよね。
今回は綺麗に着るためのポイントについて話していきたいと思います。

綺麗な着付けのポイントとは?

綺麗な着付けとそうでない着付けの違いは色々とありますが、やはり見た目で判断されます。
着付けが綺麗に見えるように気を付けるポイントを紹介します。

○衣紋が綺麗に抜けている

∟基本は握りこぶし一つ分と言われています。
紬などはやや詰まり気味、女性らしく着たい時はやや抜け気味に…など衣紋の抜け具合で印象も変わります。
なりたいイメージを目指してあなたらしいベストな衣紋の抜け加減を探してみてくださいね。

○衿が左右バランスよく出ている

∟衿元を制する者は着付けを制する!と言っても過言ではないぐらい着付けにおいて「衿元」は大事です。
衿を左右バランスよく出すには長襦袢の着付けが大事です!
長襦袢着付けの時に左右対称に出来ているかしっかり確認してくださいね。

○おはしょりが真っすぐになっている

∟おはしょりも大事なポイントですね。
胸紐をかける前に左右の身八つ口から手を入れおはしょりになる部分を真っすぐにしておきましょう。
このひと手間で着姿がグッと変わります。

○着丈がちょうど良い長さになっている

∟床すれすれぐらいになっているか、腰紐をする前に確認しましょう。
腰紐をすると少し上がってしまうこともあるので、腰紐をした後も確認してくださいね。

○シワがしっかり伸びている

∟着物は上に重ねていきますので、ちょっとしたシワが着物に響いてしまう…ということもあります。
着用をしていると必ずシワにはなるので、あまり神経質にはならなくて良いですが
背中心のシワ、胸元のダブつきを取るとかなりスッキリとした印象になります。

技巧が施された着付けは見栄えもするものです。
とはいえ、実用的な観点も忘れてはいけません。
いくら見た目が良い着付けであってもゆるくてすぐに着崩れ直しが必要になったり、
動きにくいような着付けでは意味がありません。
この2つのポイントをクリアし綺麗な着付けを目指してくださいね。
【関連記事】着物のシワの対処法についてについて詳しく見る

○他にも、着付けの早さもポイントになってきます。

毎回着付けに1時間も2時間もかけていては着物を着ること自体が億劫になってしまいますよね。
ただ、「早ければ早いほうがいい!」というわけではありません。
無駄を省けば丁寧にきっちり着付けをしてもそれなりの時間で着れるようになります。
着付けをはじめたばかりのい頃は時間がかかるのは仕方のないことです。
着付けにも慣れてきたのにどうしても時間がかかってしまうという方は「無駄がないかな?」と見直してみてもいいでしょう。

着付けの良し悪しを判断する目を養うためにも着付けカタログや綺麗な着姿の方などを見てみるのもとても勉強になります。
衿の角度や衣紋の抜け具合、お太鼓の大きさなど自分好みの着付けが出てくると思います。
そんな方を真似するのも上達の近道かもしれません。

あまりこだわりすぎてせっかくの着付けの時間も窮屈に感じてしまったらもったいないので、
どんどん綺麗になっていく着姿を楽しみながら「着物ライフ」をお過ごしいただけたらと思います。

 

○いち利着付け教室では「実際に卒業後を想定したカリキュラム」になっています。

どんなに綺麗に着てもお出かけで動くと必ず「着崩れ」してしまいます。
そんな時の着崩れ直し講座もカリキュラム内に入っています。
卒業後お一人でお出かけすることがあっても安心です。

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